リチウムイオンバッテリーは燃える
携帯電話やポータブル電源に使われるリチウムイオンバッテリーは燃えます。
今までに何度も燃えた事例が動画サイトなどに投稿されています。
電気自動車も同様です。
あまりに燃えるのが速すぎて
逃げ遅れて焼死してしまうそうです。
火災事故の危険性が低いバッテリーを使う
ポータブル電源が突然煙を出して燃え上がったりする事故が起きにくいバッテリーは
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。
移動が多い、災害の備えなので普段は全く使わない
という方にリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したポータブル電源がおすすめです。その理由は
ポータブル電源が原因の火災?
先日ポータブル電源が原因と思しき住宅火災が発生したという報道がありました。
普通に置いてあるポータブル電源から出火するとはいささか看過できないような事例です。
ここ日本ではリチウムイオンバッテリーからの発火事故は珍しいですが、同じリチウムイオンバッテリーを使ったスマートフォンや電気自動車などによる発火事故は
世界的には珍しくありません。
原因は何だったのか
いずれもハッキリと原因がわかっていませんが
衝撃によって受けたバッテリーのダメージによる異常発熱によって燃え上がったのでは?
っと言われています。
リチウムイオンバッテリーの異常発熱による発火は非常に危険で
“発熱”
と書いてますが、ほぼほぼ爆発に近い。
海外のスマートフォンの異常発熱事例を動画で見るとものすごい勢いで燃え上がっているのが確認できます。
衝突事故を起こした電気自動車のバッテリーが異常発熱を起こして
逃げ遅れた運転手が死亡した事例も報告されています。
衝撃がヤバい?
それらの事例からもリチウムイオンバッテリーは衝撃に弱そうだという事がわかります。
自動車はもちろんですが燃え上がったスマートフォンも落下や衝突などによる衝撃が燃え上がる原因の一端になったかもしれない・・・
と、想像できます。なので特に同じバッテリー構造、特にリチウムイオンバッテリーのポータブル電源は移動の際は
衝撃を与えないように細心の注意をはらうのは必須だろうと思います。
自動車の移動は注意する
ポータブル電源をキャンプなどで使用するために車載して持ち出す方も多いと思いますが緩衝材で養生するとか座席にシートベルトなどを使うなどの
万が一の事故に備えるなどの対策が欲しいところです。
一旦発火が始まるとほぼ爆発に近い勢いで燃え上がりますので消火は不可能ですし逃げるしかありません。
しかし交通事故などですぐに逃げれない状況もあるでしょう。ならば決して燃えるような事態にならないような対策は必要だと思います。
万が一の時、ポータブル電源のそばを離れられないかもしれないことが予測できるのなら
万が一のこともないように(ポータブル電源に過大な衝撃が加わらないように)しておくことが大切だと思います。
ちなみに・・・
電気自動車のバッテリーからの出火による事故が海外では散発していますが
日本ではあまり見られない・・・
特に電気自動車として発売以来非常に長い期間バッテリーからの発火による火災事故が
ゼロ
の自動車も実際に存在しています。
単純に技術力による違いなのか?どうかはわかりませんが、自動車の場合バッテリーからの出火による火災は
死亡事故
につながる可能性が高いので、ポータブル電源もより安全な機種を選びたいものですね。