ポータブル電源は安全ですか?飛躍的に向上しているバッテリーの安全性

大切なのは安心できること

爆発事故 2人死傷 三沢市 (青森県)

三沢市でリサイクルの実験中に爆発事故があり1人が亡くなり1人が軽いけがをしました。  きのう午後0時半ごろ三沢市三沢の産業廃棄物処理会社の敷地内で実験のための高温の炉が爆発する事故が起きました。  この爆発事故で男性2人が八戸市内の病院に運ばれましたがおよそ2時間後に1人が亡くなりました。  亡くなったのは神奈川県横浜市のリサイクル事業会社「東芝環境ソリューション」の従業員67歳です。  また搬送された同僚の横浜市の32歳の男性も軽いけがをしました。  警察と「東芝環境ソリューション」によりますと2人はリサイクルの実験のためリチウムイオン電池を高温の炉に入れていたということです。  三沢警察署が事故の原因を詳しく調べています。

先日リチウムイオン電池に関する残念な事故が起きています。

製品の事故ではなく、使用済みのリチウムイオン電池をリサイクルする事業所での事故だったようです。一人が亡くなっています。

リチウムイオン電池は危険

私たちにとってリチウムイオン電池は本当にいい物です。

充放電効率がいいのでスマホにも自動車にも使えます。しかし電解液に引火性有機溶媒を使用しているため

落下や強い圧力によって電池内部で短絡(ショート)すると

次々とセルに引火して爆発的に燃え上がるのがこの電池です。

リン酸鉄リチウムイオン電池はなぜ安全か?

電極に使用しているリン酸鉄リチウムは過充電や内部でショートで高温になっても

そもそもバッテリー内に酸素が無いので(通常のリチウムイオンは酸素がある)

燃え上がることは無いんだそうです。

みんなmade in japanを欲しがってる

ネットの検索ワードでは

“ポータブル電源 日本製”

というワードで検索される回数が非常に多いようです。理由は言わずもがな・・・ですね。

日本人が圧倒的にmade in japanを支持する理由は、こういう最悪の事故が回避できそうだというイメージなんだと思います。

ちなみに電気自動車においては海外ではバッテリーからの発火事故が散見されますが

日本車においては発火事故はいまだにゼロなんだそうです。

やっぱりmade in japanっていいもんですね。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが増えている

このように安全性が担保された上に充電回数が今までのリチウムイオンバッテリーの

2倍以上

という驚異の性能によって現在のポータブル電源にリン酸鉄リチウムバッテリーが急速に増えています。

当然ながら海外でも同様の動きだそうです。

これからは大容量か

現在は再生可能エネルギーが脚光を浴びていますが

それらを有効に使うには性能のいいバッテリーも必要でしょう。

そういう意味では現在急速に広まりつつあるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの登場は大変良かったなぁと思いますが

私たちも個人レベルでこういったものを有効に使って家庭の使用電力を減らすことも可能になってきているのではないでしょうか。

これにとどまらずますます良いバッテリーが登場するといいですよね。

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