活かすべき家電はテレビか冷蔵庫か暖房器具か?生きるための備え

活かすべき家電はなんだ?

2011年の震災は今でも鮮明に記憶として私の脳裏に刻まれています。

色々大変でしたが、あの時どうしても欲しくてもほぼ手に入れることが難しかったのが

電気

でした。「今世の中はどうなっているのか?」たったコレだけの事を知りたいのにテレビが見れない。

ラジオは淡々と被害状況を報告しているだけ。でも俺たちが知りたいのは

今、世の中はどうなっているのか?

ということだったんですね。

  • どのくらいの被害で
  • 電気はすぐに復旧するのかどうか
  • 避難所はできているのか
  • 水や食料などの支援物資の配給はあるのか?どこで?

そんなような事を知りたくて正確な情報が一番欲しかったんです。

でも電気がないのでテレビなどの家電は動きませんし、その頃スマホもありませんでした。

こんな時絶対欲しかったのは家電を稼動させてくれる・・・・電気でした。

冷蔵庫と暖房器具

今考えるとテレビよりも

冷蔵庫と暖房器具

っといった家電を活かすことに重点を置いた方が良かったかも知れないとも思います。

街がどうであれ今住んでいる住宅が大丈夫ならあとは電気が復旧するまで

高齢の親や小さな子供をどう生き延びさせるか?

が大事だから。

夏なら冷蔵庫を活かしたい

田舎だと冷蔵庫内に野菜などは入れませんが街の方だと食料全て冷蔵庫に入れる人も多いと思います。そうなると冷蔵庫はある意味

食料庫

ということになりますよね。これの電源が落ちますから、先ずは日持ちのしないものから食べていくことになります。

例えば乳製品などを優先して食べるんですが、ここでウッカリしがちなのが・・・

冷凍庫

冷凍庫内は忘れずに中をチェックして後で大事にならないようにしておきましょうね。

冷凍食品は自然解凍で食べれる?

冷凍食品は電子レンジが無くてもお湯、又は自然解凍、フライパンなどでイケるものも多いです。

なので焦らずに自然解凍でいけるかどうかも検討しながら消費するといいでしょう。メーカーによっては表記しているものもあります。

冬は暖房器具を活かす

食べ物の保存に関してはあまり困らないかもしれませんが体の保温に関しては非常に困るのが冬です。

田舎だと電気を使わない石油ストーブを持っている方も多いと思いますが街の方ではそうはいきませんよね。こんな時に備えて普段から

使い捨てカイロ

を備えておくのもいいと思います。いまどきの住宅で

隙間風の吹く家

なんていうのも珍しいですし、窓を閉め切ればそれほど室温が下がることもないんじゃないか?って思います。

ただ一つでも暖かいものがあれば夜もゆっくり眠れるんじゃないか?って思うんですね。

災害時本当に活かすべきもの

もしもの時に何かを活かすとしたら何を備えたらいいか?

わかりませんよね。仮に備えたとしても邪魔になったりメンテし忘れていざという時に使えなかったり・・・

例えば発電機だってガソリンや軽油を入れっぱなしだといざという時に使えません(1年程度で燃料が変質)

災害が起きたときに最も理想的なのは、普段の生活を維持できることですがそうはいきません。

なので最低限残したい家電を活かす術を持っていること。

ポータブル電源があれば可能

ポータブル電源があれば、一時的でもどうしても活かしたい電気製品を復旧する事が出来ます。

震災の時私は自動車用のバッテリー数個と100V電源を取り出せるインバーターを所有していたのでテレビを見ることができました。

あの時みた津波の様子は今でも忘れることができません。食料と保温が最も大事なのに実際にその時になるとどうしても

情報収集

に走ってしまいます。でもポータブル電源があれば全て解決出るんですから備えておくべきだとは思いませんか?

食べ物と保温こそが命につながる大事

その食べ物と保温を維持してくれるエネルギーが電気ですからね。

あれから10年経過しましたがいまだにあの時のことを話す機会があります。

今後あのようなことが起きなければいいんですが、残念ながらそれ以降も

  • 北海道の大停電(ブラックアウト)
  • 九州地方の台風や大雨による災害
  • 大雪による災害

などの、種類は違っても停電を伴う大災害が何度も起きています。予告無しでいつ起きてもおかしくないのが災害なのかもしれません。

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