ジャンプスターターとポータブル電源。基本同じ
ほぼ同じようなものです。
白物家電を使うためのものか?自動車のエンジンをかけるためのものか?
の違いです。実際ジャンプスターターでもスマホを充電できたり
ポータブル電源なのにジャンプスタート機能があったり・・・
それぞれの製品がどちらに重きを置いているのか?
という事ではないでしょうか。
全てのポータブル電源にジャンプスタート機能が付いているわけではない理由
自動車のエンジンをジャンプスタートさせるには、一瞬で大きな電気を発生させる必要がありますが
従来のリチウムイオン電池は電解液に有機溶媒を使用しているので
高温、または過充電、衝撃などで発熱発火、熱暴走の恐れがあります。
なのでジャンプスターター搭載可能なモデルとそうではないモデルが混在しているのが現状のようです。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの登場
従来のリチウムイオンバッテリーに比べて
- 発火・熱暴走が起きにくい
- 長寿命(充電回数が多い)
- 衝撃に強い(発火事故が起きにくい)
などの利点を持つのが特徴のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーですが
現在着々とポータブル電源のバッテリーとして急速に増えています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーなら瞬間的に大電流を発生させるジャンプスタートにも対応できそうですよね。
普通にジャンプスターターを買うのも手
ポータブル電源とジャンプスターターをまとめようとするからいけないんだと思います(笑)
ジャンプスターターはバッテリー上がりの時に使うので
自動車に積みっぱなしにしておきたいツールの一つです。
普通にジャンプスターター買って自動車に積んでおくのもありではないでしょうか。
普通の乗用車を動かす程度のものであれば価格もそれほど負担になるような金額ではないと思います。
バッテリーを使う機械類や複数台自動車を持っている人におすすめです。
バッテリーを買う
昔と違い今は、そもそもバッテリーが安いです。
新しいバッテリーを買った方が恐々とジャンプスターターなどを用意しているよりも建設的考え方と言えるのかもしれません(笑)
やっぱりバッテリーが新しいと自動車の調子は全然違います。
あれこれやった後、最後にバッテリーを新調した時に
「あぁ・・・オレは今まで何をやっていたんだろう」
って思うかもしれませんね(笑)
ちなみにバッテリーが新しいとエンジンの他にも自動車全体にも非常にいい影響を及ぼします。
エンジンの補器類の寿命を延ばすことができるでしょう。
自動車用バッテリーは新品購入から3年過ぎたら要交換です。
まとめ
小型のジャンプスターターを買って車載しておくのが手っ取り早いですが
最近はキャンパーや車中泊する方にはジャンプスターター機能搭載のポータブル電源が良いかもしれません。
自宅から離れる機会の多い方には保険は多い方がいいですからね(笑)
普段はポータブル電源を自動車に置かない人はバッテリー上がりのことだけを考えるとバッテリーを新調するか、別途ジャンプスターターを購入して車載しておくと安心かも。
色んな便利グッズ持っているのに
「使いたい時に無かったんだよなぁ~」
なんてこともよくあること。
気を付けましょう(笑)