ポータブル電源で電動工具は使えるか?
建築現場で職人としても働いたことのある私としては非常に気になるところですが
ポータブル電源で電動工具は使えるか?
っという記事になります。
電動工具が使えるのかどうか?が話題になる理由は“瞬間最大消費電力”
“電源”なんだからとにかく使えるでしょ
などと考えてはいけません。機器により能力がありますからその能力に見合わない電源だと、電動工具のスイッチを入れたとたんに
「カチッ」
っと音がして電気が止まります。これは、一瞬だけ能力以上の電力が要求されてポータブル電源のブレーカーが落ちる音ですね(笑)
ポータブル電源には限度がある
それぞれの機器に“Wh”とか“瞬間最大電力”と表示があると思います。
その範囲内でしか電動工具は使えません。っというかその範囲内なら何でも使えます(笑)
DIYや自動車整備で何を使うのか?ハッキリとさせてからポータブル電源のモデルを選ぶ必要があります。
※Whは容量であって、定格出力と同じでない場合があるので注意が必要です。
電動工具は起動電力大きい
電気製品の中でも電動工具は起動電力が大きいものが多いです。
理由はモーターを使っているから
モーターは本当に電力を食います。最初だけなんですけどね。
代表的な例
コンプレッサー、高速カッター、ボール盤、電動チェーンソー、水中ポンプなど
これらはそもそもが高負荷で、使用中に
負荷に負けて止まる可能性のあるツール
ではないかと思います。これらツールは負荷に負けて止まる寸前がメチャクチャ電気食うんですよね。
どんなの買えばいい?
どれも基本100V15Aで稼動します(一部200Vもあります)なので
100V×15A=1500W
のポータブル電源だと安心して使えます。
使う電動工具を選べば小型化もあり。複数の機器を使うコツ
使用する機器を選べば1000Wh以下のポータブル電源もありでしょう。例えば最も電力を食いそうなコンプレッサーなら“低電圧対応モデル”を使うとか。
また、使い方として
いったん稼動したら止めることも止まることもない
そんな機器は真っ先に稼動させます。例えば
水中ポンプや冷蔵庫
のような機器は一番先に稼動してしまえばその後は通常の消費電力で稼動するので
他の電気製品も使えます。
なので起動電力の大きいものから稼動させるのがより多くの機器を使うコツかもしれません。
電動工具使えりゃ自由になれる
日曜大工や自動車などの整備作業って、ネジやナットを回す時、
電動工具やエアーツール使えれば時短できてラク
って思いませんか?タイヤ交換するとき車載のパンタジャッキでやるよりフロアジャッキでやった方が全然ラクで簡単なような感じっていうか・・・
このサイト来てる人ってたぶん道具は持っているんですよね。きっと。
問題は電気だけでしょ?
別のページでポータブル電源のコスパについて書いてますが
防災の備えにもなるし、仕事やアソビでコンプレッサー使う人にとってコスパも最高ではありませんかね。
僕ももっと大きいの買えばよかった・・・