どれがいいか?は使用目的で決まる
ポータブル電源は現在色んなメーカーから様々な製品が販売されており、だいぶ個性色が出てきていると思います。
その種類の多さと価格からポータブル電源の失敗しない買い方の参考になればと今回記事にしてみました。
どれがいいかはどんな電気製品をどれくらい使うかで決める
どんな電気製品を何時間使うのか?
単純にこれがポータブル電源を購入する時の最も大きな目安になるのではないでしょうか。
全てのポータブル電源には性能の目安として“500wh”とか“1000wh”などと
wh
という単位で表示されています。コレは
~W(ワット)の電気製品をh(~時間)使える
っという表示です。例えば500whなら100Wの製品を5時間。または
500Wの製品を1時間
ということになります。更に50W(ノートパソコンなど)の製品なら何時間使えるか?となると
500÷50=10(時間)
となります。100Wと50W両方なら500÷150W=3.3(約3時間18分程度)
そういう計算で購入する製品の能力を決めます(計算よりも使用可能時間は若干短い)
どれがいいかは充電能力で決める
ポータブル電源の中には別売りの充電用ソーラーパネルで短時間で満充電にできる機種も多くあります。
以前は満充電まで一晩中充電が必要でしたが
最近は2時間程度で満充電になる機種も!
単純にキャンプなど単発の使用でその都度使用しておしまいならいいんですが
- 日々の出先で使う
- アンダースペックのまま使っている
- 電気代節約のためにポータブル電源を使って家電を使用している
- 災害対策として購入したい
など、こういった方々にとって短時間充電は大変ありがたいのではないでしょうか。
何日も車中泊しながら遠出をする方などにもありがたい機能でしょう。
今後太陽光パネルで短時間充電できるのはポータブル電源としては当たり前の機能になるかもしれません。
機能で決める
AC100VのコンセントにUSBにシガーソケットの出力はほとんどの機種に設けられいると思いますが、それ以外にも
- スマホのコードレス充電
- 自動車のバッテリーを充電する機能
- バッテリーのあがった自動車をスタートさせるジャンプスタート機能
- 不意の雨でも大丈夫!防水機能
- 充電しながら使うパススルー機能
など車中泊にはありがたい機能を備えたものや充電中でも使用できる機能(通常充電と放電を同時には行えません)などあるのでその辺も注意しながら選ぶといいでしょう。例えば
バッテリーあがりに備える
最近はジャンプスタート機能の付いたポータブル電源が登場してきました。
今まで無かったことの方が不思議ですが
一瞬に大電流を必要とするジャンプスタートはポータブル電源の構造的に難しい部分もあったのでしょうか。
でも待望の機能であることは間違いありません。
非常電源か?否か?で決める
災害などで起きる停電は数日続く場合が多いです。
その時に自宅の非常用電源として使うのか?否か?で選ぶなら最低でも1000wh以上必要ではないでしょうか。
例えば停電になっても冷蔵庫はそのまま稼動させたいですよね。
冷蔵庫の消費電力がだいたい100Wとしてポータブル電源の性能が1000whあったとしても
10時間
スマホの充電やテレビも稼動させるとなると3000whは欲しくなりませんか?
純粋に非常電源として使うのであれば電気屋さんに相談して配電盤に切り替えスイッチ(ポータブル電源の電流が外部へ流れないようにするため)の増設が必要だそうです。
国産か?外国製か?で決める
こういうバッテリーもので最も怖いのが・・・
爆発と火災
スマホ一つとっても海外では動画などでもの凄く危険で衝撃的なシーンがアップされていますよね。
日本製が特に性能的に優れているわけではありませんが、事、爆発や火災に関しては多少の安心感はあるかもしれません。
日本のメーカーは危険を冒して他社よりもハイスペックを狙うよりもどちらかというと
安全志向
だと思います。海外製でも日本の
PSEマーク
のある機種を選ぶと安心ですね。
まとめ
ポータブル電源は最近ホームセンターなどでも販売されるようになってきており
だんだん身近な家電の一つになりつつあります。
やっぱりキャンプや車中泊や災害による停電にも備えるとなると
「大容量の方がいいのかな?」
とも思いますけど、小さいのは小さいのでおもしろいかな。
リュックに入れて山に出掛けるのもいいですね。